武装神姫 天使型MMSアーンヴァル&悪魔型MMSストラーフ
可動レイキャシールのガレージキットなどで知られる浅井真紀氏とコナミが手を組み、さらに名うてのイラストレーターを
キャラクターデザインに起用するという3つのコラボレーションから生み出されたのが「武装神姫」。
遊びの幅は、柔軟な可動を持ちシリーズ間で組み換えできる素体やある程度自由に装着させることのできる装備といった
実際にアクションフィギュアして楽しむに留まらず、9月7日10時より公式でダウンロードできるクライアントソフトと
商品同梱や専用ショップで購入するなどで手に入れたアクセスコードを合わせることで、PC上でフィギュアを自由に組み合わせたり、
3Dジオラマを作ってスクリーンショットを撮影したり、さらには思いのままにカスタマイズした神姫でネットの向こう側にいる同士と
3Dバトルまでできてしまう(こちらは来年予定)という画期的な広がりを見せています。(詳しいことは神姫.netを参照してください)
そんな武装神姫の第一弾として、白を基調とした天使型と黒を基調とした悪魔型がついに発売となりました。
今回のキャラクターデザインは、同社のメカ娘やスカイガールズなどで知られる島田フミカネ氏となっています。
パッケージ
パケはこんな感じ。オープンボックスタイプになっていて、中を開いた右側で中身を確認できます。
塗装はあまり気になるほどではありませんが、細かいところが気になると言う方は見える限りチェックしておくといいでしょう。
画像は天使型のですが、共通して書かれている本商品のウリ・神姫ネットの紹介とアクセスコードの3点。
アクセスコードは購入後コインで削ってコードを出しましょう。念のため未公開とします。
MMS素体
画像は天使型素体を用いていますが、悪魔型や今後の素体も共通のものとなっています。
上半身の可動部位は首二重・首付け根・肩二重・上腕ロール・肘・手首・胸部
胸部はボールジョイントで繋がっています。
下半身は股関節2重・大腿上ロール・膝・足首
足首は前後の他左右にも可動することはするのですが、かかとのあたりに抜け止めの凸があるので一応動かないということにしておきます。
MMS素体最大のウリである股関節部はアームを引き出すことで大きく前に出すことができます。
画像左から引き出さず・1段引き出し・2段引き出しとなっています。
股関節部を下から見ると構造がよく分かります。
このアームと下半身可動を駆使すると
コナミと浅井氏が最もこだわったという「体育座り」も可能。下から見るとアーム剥き出しの股関節部もこうやって座らせてしまうと
まったく気にならなくなります。
素体はここまで分解できるようになっています。
上腕・手首・大腿に添えてあるうちちょっと大きいのは拡張スペーサーでして、通常のスペーサーと差し換えることでそれぞれの位置に
装備を取り付けることができる軸受けを増設できます。
足と手首以外に左右の区別はないので、「あれ?これどっちだったっけ?」ってなるのを気にしなくていいのは好印象。
スタンド
スタンドは4箇所で可動するスグレモノ。武装装着時によりしっかりと支えるためのアタッチメントも付属しています。
組み立てには精密ドライバー+が必要となりますので、事前に用意しておきましょう。
また、ひっくり返してフタを開ければ手首やスペーサーなど小さな部品を収納しておくことが出来るようになっています。
これがまた意外と入りまして、手首・スペーサー・脚部・素体胸部とフル装備の際に素体から外さなければならないものは
長髪やツインテール以外全部収まってしまいます。
天使型MMS アーンヴァル
まずは素体から。といっても可動のところでふんだんに見ていただいたので今更ですが。
背中のビスが目立ちまくりなのが気になるところ。
手首はスナップ可動入りの握り・平手・武器持ち手と、スナップ可動がない武器持ち手の4組付属。
頭部のアップ。
後髪は付け替えでロングヘアーにすることもできます。長髪でも背部装備に大して支障はなく、
聖闘士聖衣神話の長髪な方々のようにロングヘアーが胴と干渉して首が動かないといったこともありません。
ただ付け替えの宿命で繋ぎ目が目立つのが残念。
パッケージなどに従い武装を装備させるとこんな感じ。ちなみに説明書には付け方が特殊なパーツの装備方法は書いてありますが
全身に関するデフォルトの装備方法すら記載されておりませんので、パッケージとにらめっこして組むしかありません。
ジョイントの軸径は共通なので、この組み方に限らず長さや位置が許す限り様々な組み方が可能です。
ちなみに背中のガンダムでいうとプロペラントタンクみたいな形をしている黄色いスラスターはジョイント部が90度稼動します。
武器は、ハンドガン・マシンガン・ビームサーベル二本・巨大レーザーライフルが一丁の4種類。
ビーム刃はクリアではなく塗装。
レーザーライフルはかなり重いですが、持ち手でグリップをしっかり持ってくれますし、肘が重みでたれたりということもありません。
上腕ロールが重みに対し微妙に耐えられないのと、スナップなし手首だと重みに耐えられず根元から曲がってしまうのがちょっと残念。
ビームサーベルの柄は軸受けに取り付けておくことができますが、銃器は持たせるか使わないかしか選択肢がありません。
せめてハンドガン・マシンガンには凸ピン付けておいて欲しかったところ。
悪魔型MMS ストラーフ
こちらもまずは素体から。
顔と塗装以外は天使型と違いはありません。手首も色が違うだけで全く同じ。
顔アップ。側頭部のネコミミみたいなブロックにおさげパーツを取り付けることでツインテールにすることもできます。
パケに従い装着させるとこんな感じ。
大腿部に取り付けている三角形の装甲は、取り付け位置がさっぱり分からなかったので、この位置に取り付けてあります。
9/7 9:40追記:島田フミカネ氏のブログによると、この三角形パーツは側頭部にとりつけて角のイメージで使うつもりで
デザインしたものということです。
脚部は膝部分が2箇所で可動し、足首も可動するようになっています。
重量はありますが、股関節部はこの重みをしっかりと受け止めてくれるので、膝蹴りポーズなんてものもできます。
マシンアームは基部前後・肩部・上腕部・肘部・手首部が可動。肩部は横に広がらないので少々表現力に乏しい感じ。
平手と抜き手の二種類あります。
武装はリボルビンググレネードランチャー・ハンドガン・大ナイフ2本・小ナイフ2本・長ソード2本と多数。
素体は一通り装備でき、マシンアームの手は平手・抜き手とも、手のひらの軸受けを使って大ナイフと長ソードを装備させることができます。
こちらの銃2種も持たせるか使わないかしかありません。
いきなり月末に第二弾3種が発売になり、第3弾3種はひと月開いて11月の予定。
装着・組み換え・ネットとプレイバリュー満点な武装神姫、おひとつ手に取ってみてはどうでしょうか。
オマケ
全国のピュアアムドライバーの同士、封印したデポトレーラーを再び開放する時が来た!
手持ち武器を持ち手に装備させるのはちょっとグリップが大きめできついですが、ピンとピン受けの径が同じになっているので、
アムドライバーの装備を使うことができます。
イベントで発売された天使型素体単品のレポートによると、バイザーの装備もできる模様。
数多くのラインナップを誇ったアムドライバーの装備を流用すれば、武装神姫の装備パターンも拡張され
さらに楽しめる物となるでしょう。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント