超合金魂 ビッグオー
今月は金魂ダブルアタックがあるわけですが、その初弾は、10年の歳月を経て、某社の出る出る詐欺を乗り越えて、
ついにようやく手にするに至った、超合金魂ビッグオーでございます。
重厚感溢れるフォルムと可動性を流石のバンダイの技術力で両立させた上にギミック盛りだくさん。
出る出る詐欺に付き合い続けた皆様には絶対の自信を持ってオススメする逸品といって差し支えないのではないでしょうか。
それでは、まさに気分はビッグオー、ショータイム!といった感じでご覧になっていただきましょう。
パッケージ
パケはざっとこんな感じ。
ビッグオーのイメージからすると「あれ?こんなにコンパクト?」という感じもしなくはないですが、
手にしたときの重量感は確かなものです。
中身はこんな感じに収まっております。
説明書は表紙はメカデザイナーであるさとうけいいち氏書き下ろしで、中にはアニメのストーリー紹介に概観、
デザイン画稿と共に語られるさとうけいいち氏と金魂ビッグオー開発スタッフとの対談が掲載されています。
玩具本体の説明は見開き2ページのみ。ま、変形とかしませんしね。
ビッグオー
取り出して腕と拳を取りつけるときは、さながら神の名において鋳造する気分。
そして出来上がった全身像、流石は生みの親さとうけいいち氏全面監修なだけのことはある、
誰のイメージも損なわないビッグオーの立体化、というのは流石に言い過ぎでしょうか。
頭部と首元コクピットカバーのクリアオレンジ、ストライクパイルの銀メッキ、全体的な鋳造的カラーリング、もうなんというかたまりません。
可動部位は首2箇所・肩・上腕ロール・肘・手首・腰・股関節・膝上ロール・膝・足首
ここからさらに
肘関節を伸ばすためのカバーパーツの押し込みと、脚部可動域拡大ギミックとして股関節と膝関節の引き出しができるようになっています。
関節可動をがんばってみたアクションポーズとクロムバスターはこんな感じになります。
付属品はシンプルに、可動平手左右にキャノンパーティ&ミサイルパーティ用差し替えパーツに台座。
この台座がクセモノで、どう考えても使わないのに外れる上面手前パネルと左右の鉄骨状パネルに切り落とし部分のパーツ、
さらに裏面には「CAST IN THE NAME OF GOD, YE NOT GUILTY」の文字が刻まれております。
・・・まぁ魂ウェブ商店で9/17現在販売している拡張パーツセットに同梱される追加ディスプレイアームの取り付けのためなんですけどね。
無論注文済みでございます。
差し替えの可動平手は、手首のスナップ可動と五指の付根が可動します。
さすがにちょっとこれでアークラインは物足りないという貴方には、オプションパーツセットの貫手がオススメです。
首付根のコクピットカバーの開放は、カバーを上に持ち上げるだけ。
メカニカルな外観の露出がメカ好きにはたまりません。
肩部分から豪快に上に引き上げると、キャノンパーティの基部が露出。ここに砲身パーツを取り付けることでキャノンパーティを再現。
さらに腹部パーツを差し替えることでミサイルパーティも再現できます。ご覧のとおり併用OKとなっております。
腕にはサドンインパクトのスプリングアクションギミックが仕込まれております。
ストライクパイルを引っ張って固定した上体で、手首に真正面から押し込むように力をかけると
ストライクパイルが勢い良く縮みこむようになっております。
このギミックのためにオミットされたOサンダーは、拡張パーツセットに入っているOサンダー展開ギミック付腕部と差し替えることで再現できます。
腰にはモビーディックアンカーと差し替えるためのパーツが付属。アンカーは拡張パーツセットにて。
足首にはサスペンションギミックが盛り込まれております。
つま先には、ロジャーの愛車グリフォンを収める際に開くハッチの開閉ギミックを搭載。グリフォンも拡張パーツセットにて。
拡張パーツセットでさらに楽しみ方が広がる今作、商法のあり方には賛否両論ですが、金魂ビッグオーそのものには罪なし。
各所紹介で触れたほかにもイメージ重視のやや大型化した頭部やアーキタイプ露出頭部も付属しております。
・・・プラズマギミックのエフェクトパーツは妥協するにしても、ファイナルステージは無理だったか・・・それだけが、残念ですわ・・・。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント