S.H.フィギュアーツ×超合金 イタッシャーロボ 変形&イタッシャーロボ編
というわけでお待たせのSHF×超合金イタッシャーロボ レビュー後編は、超重量と難解さで苦しめてくれる変形シークエンスと
妄想の力で変形を果たしたイタッシャーロボの雄姿をご紹介いたします!
前編パケ&マシンイタッシャー編はこちらからご覧いただけますので、併せてご覧くださいませ。
変形シークエンス
最初に、このブツ説明書でもさんざっぱら重い重い注意注意と書かれているくらいにとにかく重い上、
下手な所に置くとせっかくの痛車プリントが剥げてしまう可能性もあるので、下半身の変形が完了して
スタンドにセットするまでは、軟質アンテナを外して布団や柔らかい布の上に置いて休憩を挿みながら
作業を進めるのを推奨します。
しかも各部のロックがかなり固く作られており、ロックを引き抜くだけでもかなり苦労するので、適宜腕を休めながら作業しないと
ヘトヘトになってしまうことも。同日発売のボガードさんも言うようにTake It Easy!の気持ちでいきましょう。
また、変形を始める前に必ずスタンドを組み立てて用意することが肝要です。
まず車体を裏返しに。
爪先を起こしてやると一緒に膝下を固定するロックが外れるので、膝下をまっすぐ起こしたら
踵を伸ばして土踏まずのスイッチを踵側にスライドさせて踵をロック。
続いて、脛裏にあるロックバーを引き外し、脛を伸ばしたらロックバーを戻して再度ロックをかけます。
フロントバンパー周囲を手前に引き出し持ち上げたら、股関節ブロックを引き出します。
この股関節ブロックのロックが説明書に固いと記載有るほど異常に硬いので、少しでも動かしやすくなるように
股間ブロック両脇の金縁塗装の部分を一緒に持ち上げるように動かしてやるといいかと。
股間ブロックが持ち上がったら、フロントドアを開けてドア付け根部分を引き伸ばし、
金縁と反対側の関節部分を左右同時に押し込んで、フロントドア付け根手前にあるフロント全体の最終ロックを解除します。
ロックが外れたフロント部を、金縁部分が180度逆向きになるように引き伸ばしたら、
股関節ブロックを機体下方へ移動させ、フロントを左右に割って脚部を形成。
股関節部もクリック関節が使われ丈夫ではあるのですが、自重を支えることが出来ないほど上半身が重いので、
速やかにスタンドにセット。ここでようやく一息つけます。
フロントドア根元のダイキャストパーツを外側に引き出してロックを外し、可動軸に沿って機体下方へ動かしてサイドスカートを形成。
続いてリアシートにSHFを乗せる際の手順で後部天面を開き、続いて後部側面をがばっと開きます。
側面を開けたことで露出した腕部を倒したら、中央付近のフレームロックを外しつつ根元を二段階で伸ばし、
腕部全体を後輪側へスライドさせます。
スライドが完了したら、後部全体を折り曲げ、後部天面を一度下まで降ろします。
後部側面と天面を一度上に跳ね上げたら、後部側面内部フレーム中ほどにあるストッパーを内側に織り込んで
機体後部のバタつきが起こらないようにロックをかけます。
後部が固定されたら、後部側面の根元アーム脇にあるストッパーを引き出し、装甲直近のアームを折りたたみつつ
装甲板全体を跳ね上げ、ストッパーを後部側面内部フレームに空いた穴に差し込み肩アーマーを形成します。
腕部フレームを起こし、根元の回転軸を本体側へ押し込み、ロックピンをフロントドアのロック受けに差し込んで
腕部位置を固定したら、腕を伸ばします。
痛マシンガンを背中から引き伸ばして銃口が前を向くようにセットしたら、リアバンパーをひっくり返してバーニアを露出させ、
後部天面を再び後部フレームにはめ込んだら、頭を内部から引き起こして変形完了。
ここまで来るにも慣れないうちはかなり時間と苦労があるかと。
幸い今回は説明書もフルカラーでそこそこ見やすくプリント剥げが起きやすい注意ポイントも事細かに
解説されているので、変形にはそれほど困らないかと思われます。
イタッシャーロボ
ようやく完成したイタッシャーロボ。全身のプリントこそズキューン葵の痛ペイントですが、面構えなどはまさしく戦隊ロボ。
可動部位は首・肩・肘上ロール・肘二重・手首・四指付け根・腰・股関節・大腿ロール・膝二重・足首・爪先
変形工程の中でも言いましたが、凄まじいまでのトップヘビー加減で自立不可能なため、基本的にスタンドにセットした上でのポージングが前提となります。
SHFアキバレンジャーと並べてやるとこんな感じに。
流石全高35cm強ということもあり、どんと置いた時の存在感はハンパないです。
このデカさも総てはSHFアキバレンジャー連動のため!
ということで、ロボ形態でも実際に乗り込ませることが可能。レッドは持ち手を使って後頭部の操縦桿を握らせてやることが出来ます。
バックパックから伸びる痛マシンガンは二門独立して仰角を付けられるようになっています。
また、頭部のトサカは設定どおりビームキャノンへ変形可能。リアシートにアキバレッドを断たせて
グリップを握らせてやれば、ビームキャノン発射と洒落込むこともできちゃうんです。
イタッシャーロボ用の付属品は某ラジオ会館のネオン看板にそっくりなアキバでんき館の看板と
CAFEでれでれとつんつんBARの看板。
それぞれの看板を変形させてやることで・・・
※カンバンバンの変形は1-3のカバー戻しはなしにするのが正しい形になります。
劇中でイタッシャーロボが手にしたカンバンバンとツンデレソード二刀流が完成。(11/22 26:50修正 コメントでのご指摘ありがとうございます)
それぞれ手のひらの平ピンと指の可動でしっかり保持させてやることが出来ます。
スタンドの支柱ブロックをひとつ取り除いてやることで、腰を落とした構えをとらせてやることもできるようになっています。
一大プロジェクトとなったSHFアキバレンジャーもひとまずはこれでおしまい。
合言葉は「高いが安い!」でしたが・・・安い高い以前にスペースの問題という最大の敵がおるんですが・・・
ご購入の際には、まずスペースの確保からご検討するのが宜しいかと思われます。
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コメント
>匿名様
当サイトをご覧頂きありがとうございます。
また、コメントでのご指摘ありがとうございます。
てっきりカンバンガンで繰り出す必殺カンバンバンだとばっかり思ってました。
あと変形も一手誤っていたので一文足しておきました。
投稿: ひまじん | 2012年11月23日 (金) 03時02分
カンバンガンでは無くカンバンバンですよ
投稿: | 2012年11月23日 (金) 02時16分