2013年12月12日 (木)

HGBF 戦国アストレイ頑駄無 & 祭ウェポン

先週のフェニーチェに続いてのリリースとなるHGBFは、「アーリー・ジーニアス」と称されるアメリカ代表の
ニルス・ニールセンが、アストレイレッドフレームに和風テイストをふんだんに盛り込んで作り上げた
その名も「戦国アストレイ頑駄無」・・・なぜガンプラ歴三ヶ月で生まれも育ちもアメリカンな彼が
「頑駄無」という当て字を知っているのかは、この際横に置いておきましょう。

可動性の優秀なリメイク版アストレイを基にしているため、今作の可動性も優秀そのもの。
また、様々なギミックでも楽しめるGoodな内容になっています。

さらに、「祭ウェポン」と称した和風テイスト満点のHG用武器セットが同時発売となっておりまして、
今回はそちらも合わせてご紹介いたします。

 

パッケージ

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レッドフレームのパケも考慮したと思われる、桜が舞う華やかなパケ絵で飾られた、いつものHGBF装丁となっています。

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祭ウェポンのパケもビルドカスタム装丁。
今までのビルドカスタムは劇中では専属の使い手がいるものでしたが、今回の祭ウェポンも
劇中で戦国アストレイの追加装備として使われるのでしょうか?

 


侍ノ弐 戦国アストレイ頑駄無 / 祭ウェポン

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武者鎧をコンセプトとした装甲追加が随所に施され、ブレードアンテナや顔面も武者兜に面(頑駄無だからバトルマスクと言うべきか?)
装着した様相に作り替えられた、全身武者テイストの仕上がり。
背面にはバックパックの代わりにシールドにもなる鬼面装甲が装着されています。

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可動部位は首・肩二重・上腕ロール・肘二重・手首・腹・腰・股関節基部・股関節・大腿ロール・膝二重・足首二重
概ねのところはリメイク版HGアストレイに準じますが、肩アーマーが大型化したことで肩回りの可動に
大幅な制限が出てきています。

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戦国アストレイ本品の付属品としては
・差し替え手首が平手と角度付き持ち手が左右
・サムライブレード2本(菊一文字・虎徹)
・鬼面シールド

祭ウェポンの内容が
・戦斧 ・金槌 ・水蜘蛛2個 ・十手 ・刺又 ・棍棒
・薙刀 ・苦無3本 ・数珠 ・鉤爪左右 ・火縄銃
・フリーのジョイント2個
となっています。

また、両肩には2ヶ所可動の隠し腕ギミックが備わっており、さらにパーツ分解により武器を隠し腕に
持たせることもできるようになっています。

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戦国アストレイのみでポージング少々。
そのままレッドフレームにも転用できる角度付き持ち手は斬撃アクションの幅を広げるのには
大いに役立つ・・・のですが、元々の持ち手に比べて握りが甘くてスカスカ気味なのが気になるところ。
隠し腕も意外と大きく動けるので、外連味のあるポーズに大いに役立ってくれます。

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祭ウェポンを適当に装備させてポージング少々。
数珠は頭を外して首に通すだけで固定されません。火縄銃には先端の銃剣が可動するギミックあり。
基本的にはHGであればどの武器も装備可能ですが、水蜘蛛を足に履くのだけは、無加工では戦国アストレイ限定となります。

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水蜘蛛に付属のジョイントを取り付けることで、手持ちのバックラーとして使う事も出来るようになっています。

 
 
 
 

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来年ももちろんHGBFは快進撃が予定されており、ついに本編でもお披露目となったスタービルドストライクガンダムや
フィンランド代表アイラの機体キュベレイパピヨンがリリース確定。
また、HGの枠に収まりきれないビルドファイターズの潮流はついにMGにも流れ込み、ビルドストライク・
ビルドMk2・戦国アストレイの3機が年明け早々にMGとしてリリースされる予定とのこと。

HGとMGの両面でBFキットが展開するとなると・・・6月予定のMGターンX含め、来年はどんだけ
ガンプラ作ることになるんだろうか・・・?

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2013年12月 5日 (木)

HGBF ウイングガンダムフェニーチェ&メテオホッパー

1日早々にベアッガイ3がリリースされて始まった今月のHGBF大攻勢。
第二波となる今週のリリースは、イタリアの伊達男リカルド・フェリーニ作のウイングガンダムフェニーチェ。
リリース時の放送時点ではまだ全貌を明らかにしていない本機ですが、一足お先に各種ギミックを
楽しむことができるわけです。
また、今回はリカルドのバイク好きが高じて作られた一輪バイク型サポートメカであるメテオホッパーも同時リリース。
連動ギミックもあるので、セットで手に入れたい組み合わせとなっています。

 

パッケージ

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フェニーチェ本体の箱はHGBF標準装丁。

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メテオホッパーのパケは前3作のブースター同様のHGBC装丁になっています。

 

XXXG-01Wf ウイングガンダムフェニーチェ/メテオホッパー

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原形機の特徴となる変形をオミットした上、羽を左に寄せてトリッキーな動きを可能とした本機。
あえて破損したまま残してある頭部右側のディティールもしっかり備わっています。

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可動部位は首二重・肩二重・上腕ロール・肘二重・手首・腹・腰・股関節二重・大腿ロール・膝二重・足首三重・爪先
関節可動に関わる部分はHGAWウイングガンダムをそのまま使っており、柔軟性の高いポージングが可能ですが
本機ではオミットされている変形機構の名残である膝の逆関節可動が、気になる人は気になるかな?

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差し替え手首は無し
付属品はバスターライフルカスタム・ビームレイピア・ビーム刃・ビームマントエフェクト・武装取付アタッチメント2種となっています。

熱砂に降り立ち翼をマントの如く広げてフェニーチェ、という印象的なシーンを再現するのに欠かせない
左平手がないのはちょっと残念。
アタッチメントは前腕部にビームレイピア用、バックパックの羽を寄せて開いた右側の連結部に
バスターライフルカスタム用を取り付けることで、それぞれの対応武装をマウント可能となります。
左に寄せた翼は赤い羽根と白い羽が独立して可動し、基部でも可動。基部には外側の羽を
さらに可動させる関節が仕込まれています。

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付属品でポージング少々。
バスターライフルカスタムはフォアグリップを可動させての両手持ちが可能な他、下半分を切り離して
二丁持ちをさせることも出来るようになっています。

 

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続いてはメテオホッパーをご紹介。
機首にはウイングガンダムのシールド、側面にはオーライザーのものに似たバインダーが取り付けられた一輪バイク。
安定性の都合からか、タイヤは本体の芯となる部分と一体成型となっており回転しません。

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機首のシールドは取り外し可能で、左右のバインダーは根元から3か所可動。
搭乗させる際に機体股間部のスタンド取付穴にはめ込む連結サポートピンは先端部分の取り外しと
角度の調整が可能となっており、フェニーチェ以外のHGキットも可動性と脚部とフットレストの
干渉が許す限り搭乗可能となっています。
説明書では、ブルーフレム2ndやジェスタが連結サポートピンを使っての搭乗、バスターガンダムやハイザックが
サポートピンなしでの搭乗が可能だと記載されています。

付属品としては、タイヤに取り付ける直立補助パーツと、ウイング及びフェニーチェのバスターライフルを
機首下部にセットするためのアタッチメントパーツが用意されています。

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フェニーチェを搭乗させるとこんな感じに。
バインダーを広げてスタンドをタイヤ側に寄せることでフライトモードでの運用を再現可能。
タイヤの手前部分にスタンド取付穴が配置されており、派手なバイクアクションやフライトモードでの
浮遊展示が可能となっています。

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機首のウイングガンダムシールドは、取り外してHGAWウイングガンダムのグリップを取り付けることで
手に持たせることが可能。グリップパーツはフェニーチェでも不要パーツとしてランナーに含まれているので、
切りだしてやればフェニーチェに持たせてやることも出来ます。
また、直立補助パーツは不思議とバックパックの幅と同じ感じにピンが立っていたり、バインダーを
取付できる感じのボールジョイントが備わっていたり、意味ありげな穴が開いてたりしているので、
拡張ハンガーとしても活用できそうです。

 
 
 
 

Photo

今月は来週にも戦国アストレイ頑駄無と祭ウェポンがリリースされ、それに合わせてオリジナルのカスタムウェポン全6種を
HG購入者にランダムで店頭配布するキャンペーンも実施されるとのこと。
今月はBFシリーズ以外にもF91・ハリソン専用F91や「サンダーボルト」からのリリースが予定されており、
お手頃サイズのガンプラが賑やかな13年末となりそうです。

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2013年11月20日 (水)

BB戦士 レジェンドBB 騎士ユニコーンガンダム

久々のリリースとなるレジェンドBBの新作は、元MS同様に変身機構を搭載した騎士ユニコーンガンダム。
アルティメットバトル編を経て、新約外伝・二人の皇子編にて新たな円卓の騎士の一人にエントリーされている彼ですが、
今回のキットではマスクドモード・ビーストモードの変身をパーツ差し替えにて再現した他、アルティメットバトルでの
ビーストモードも再現できるボーナスパーツも付属しており、小さいながらもプレイバリューに優れた内容となっています。

 

パッケージ

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パケは昨今のBB戦士フォーマット。
パケ及び説明書にて、LGBBナイトガンダムのケンタウロス用パーツを使用した神獣(ミュートス)形態も紹介されています。

 

騎士ユニコーンガンダム

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まずはユニコーンモードを基にしたマスクドモードから。
兜飾りが名前の通りのユニコーンを象っているのは実にナイトガンダム的。
背中のプラ製マントは左右それぞれ根元で軸可動するようになっています。

なお、今回はギミックの都合もあり、軽装モードや鎧交換は用意されていません。

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マスクドモードでは、後頭部から伸びるビーストモード用トサカの取り扱いや肩アーマーが胸の変形状態を
隠す役割をしている都合から、各部可動を思いっきり活かすことが出来ません。
可動の詳細はビーストモードにて。

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差し替え手首は右平手とカードダス持ち左手
付属品はマグナムソード・アカシックバインダー(盾)・ビーストモード用前腕パーツ
また、ボーナスパーツとしてアルティメットバトルVerビーストモードを再現するための、トサカと
マグナムソードのグリップガードが付属しています。

目玉部位の交換による表情変化ギミックは今回も搭載。頭部の仕様がこれまでのLGBBと異なるため、交換方法も異なります。
目のシールは正面・右目線・左目線・ニッコリの4種から2枚を選択。今回は正面と左目線を使用しています。

アカシックバインダーには、差替えにより形態変化を再現するギミックが搭載されています。

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肩鎧の胸を覆っているパーツを外側に動かし、前腕にビースト用パーツを取り付け、サイドスカートを左右入れ替え、
仮面を跳ね上げて頬当てを差替えて向きを変え、後頭部のトサカを外して2パーツに分解。
アンテナを開きマスクドでの取付位置から一段下の取付箇所にはめ込んだら額に取り付けて、ビーストモードへの変形完了。
画像では便宜上メットを取り外していますが、取り外さなくても変形作業を行う事は可能です。

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ガンダムらしい容姿になった、デストロイモードを基とするビーストモード。ビーストモードですがケツにビームサーベルは刺しません。
元MSのサイコフレーム露出発光に準じた発光ラインはラメ入りクリアグリーンで再現されています。

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可動部位は首二重・肩二重・上腕・肘・手首・腰・股関節・足首
マスクドモードでの制約から解き放たれたビーストモードでは、LGBBの可動性を存分に活用した
ポージングが可能となります。

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付属品でポージング少々。
トサカの金メッキと全身各所のラメ入りクリアグリーンが、ベースカラーの白に映えて実に煌びやか。
肩の引き出し可動や腕可動のおかげで、アカシックバインダーのユニコーンマークにカードダスをかざし
召喚魔法コールを発動させるポーズも可能となっています。

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トサカを付け替え、肩を左右入れ替えることでアルティメットバトルVerビーストモードも再現可能。
マグナムソードも、ナックルガードを取り付けることでULB Verにすることができます。
こちらの形態だと、肩アーマー前面にあったプレートのヒンジがマントと干渉するため、マント装備時だと
腕の可動に若干の制限が出てしまいます。

 
 
 
 

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続いてのBB戦士リリースとなるのは、サザビーに呼応するようにリメイクとなったνガンダム。
ガンプラEXPOが近々開催されるようなので、ここで新商品情報が明かされるのか、期待したいところです。

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2013年11月14日 (木)

HGBF ビルドガンダムMk-2

先週のガンダムX魔王に引き続きビルドファイターズからリリースされたHG新作は、これまた本編に登場したばかりの
セイ&レイジの第二の機体、ビルドガンダムMk-2。

ビルドガンダムMk-2はガンダムMk-2を改造した本体にビルドブースターMk-2が合体して構成されるわけですが、
本作では本体とブースターの分離合体を再現。また、ちょっとしたオマケも含まれており、楽しみの幅が広いアイテムとなっています。

 

パッケージ

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パケはBFシリーズ装丁となっています。

 

RX-178B ビルドガンダムMk-2

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Mk-2本体の外見上の変更部分は頭部アンテナと胸部の形状変更くらいのもの。
Gディフェンサーの代わりに背負うビルドブースターMk-2もコンパクトにまとまっていて
自立の邪魔になりにくいようになっています。

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可動部位は首・肩二重・上腕ロール・肘・手首・腰・股関節・膝二重・足首・爪先
本体のベースであるHGUCガンダムMk-2はかなり古い商品のため、正直な話、昨今の良く動くガンプラからすると
パチ組みでの可動性はかなり厳しいものがあります。

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本体バックパックからブースター部を取り外してコクピット部を組み合わせれば、ビルドブースターMk-2の完成。
完全変形するビルドストライクのブースター1号と違い、2号はGディフェンサーよろしくコクピットが分離する仕様です。

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コクピット部と追加バックパック部の2部構成。
連結ジョイントを抜くことで追加バックパック側に○穴が出てくるので、ビルドブースター1号単品売りに
付属しているコネクタパーツ等を使うことで、ガンダムMk-2以外の機体にも流用できそうです。

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差し替え手首は左持ち手、付属品はビーム刃2本のみ、というのが本機仕様としての付属品。
HGUCガンダムMk-2のランナーがまるごと入っているという構成の都合上、差分パーツ・ビームライフル・
ハイパーバズーカ・シールド・頭部追加バルカン・ビームサーベル一体右手首といった原形機由来の
付属品もまるまる付属しており、これらを装備させることも可能です。

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追加バックパック部に取り付けられたビームライフルMk-2は、アームから取り外して前腕の追加装甲へ取付可能。
また、BR部のみをさらに取り外すことで、手持ちのビームライフルMk-2とシールドに分けて装備することも出来るようになっています。

なお、ビームライフルMk-2の前腕取付は前腕追加装甲に収納されたピンを起こして取り付ける形であるため、
ピンの軸径が合えば他の機体からシールドや追加武装を前腕に取り付けることも可能です。

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付属品でポージング少々。
可動面では厳しいものがある反面、付属品とギミックで魅せる形となった本機。
素材も決して悪い物ではないので、真のポテンシャルを発揮するべく手を加えてみる練習台としても
丁度良いところではないかと。

 

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付属品の所でも触れたように、HGUCガンダムMk-2のランナーがまるまる入っている仕様なので、
アンテナと胸部を差替えてやれば原形機ガンダムMk-2を作成することも可能となっています。

 
 
 
 

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最後はビルド兄弟揃い踏みで〆。
今月のリリースはここまでとして、いよいよ来月は年末大攻勢。
ベアッガイ3にウイングガンダムフェニーチェ、戦国アストレイと注目機体が一挙リリース。
これまでのリリース形式からすると当番回の直後に発売のケースが多いため、リリース週の
アニメ放送にも注目必至ですな。

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2013年11月 7日 (木)

HGBF ガンダムX魔王

現在放送中の「ガンダム ビルドファイターズ」に登場する、個性豊かなビルダーたちが作り上げた改造ガンプラを
キット化してお届けするHGBFシリーズから、今月は3体が週を分けてリリース。
今回お届けするのは、現時点で登場したばかりという絶妙なタイミングでのリリースとなった、
ヤサカ・マオがガンダムXをベースに作り上げた「ガンダムX魔王」でございます。

原型機からの最大の変更点となるバックパック周りのギミックを再現し、ハイパーサテライトキャノンを構えるポーズも
ビシッと決まる、飾ってもいじっても楽しいアイテムになっています。

 

パッケージ

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パケは標準的なHG仕様となっています。

 

GX-9999 ガンダムX魔王

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原型機との一番の違いは、なんといってもL字からV字に配置換えとなった背中のリフレクターと
多重関節アームで接続されることとなったハイパーサテライトキャノン。
バックパック周りだけでなく、胴体以外の箇所にも形状変更や追加装甲が施されています。

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可動部位は首二重・肩二重・上腕ロール・肘・手首・胸・腰・股関節・膝二重・足首二重
本体基礎構造は以前紹介したHGAWガンダムXを流用しているため、最近のHGに比べると
ちょっと可動面は物足りないかも。

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差し替え手首は左の平手と角度付き持ち手
付属品はシールドバスターライフル(銃モード・盾モード固定)・ビーム刃2種・ビームサーベル・
大型ビームサーベル・バルカンポッド・ミサイルポッドとなっています。
シールドバスターライフルの銃モードは原型機同様バックパックに取り付ける収納モードにすることが出来ますが
バックパック左下の軸受けにビームサーベルラックを追加したことで空きがなくなってしまったので、
実質的には死にギミックになってしまっています。
バルカンポッド・ミサイルポッドは両肩アーマー及び両脹脛外側のウェポンベイを開くことで取付可能となります。

背面のリフレクターは配置転換と3年の技術蓄積の賜物で、差替え無しで発光面を機体の前後どちら向きにも
展開することが可能になりました。その代りなのか何なのか、リフレクターのシールは普通の銀シールですが。

ハイパーサテライトキャノンはバックパック右下から多重関節アームで接続されており、右肩で担ぐ従来の構えも
脇の下を通して両手で保持する構えも可能となっています。

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付属品でポージング少々。
サテライトキャノンの構え方に幅が出たことで、原型機以上に外連味のあるポージングが可能になったのが、
本機の最大の魅力でしょうか。
ウェポンベイは軸穴の径さえ合えば他キットから武装を流用することも出来るので、さらにカスタムすることで
自分好みの飾り方を追求できるという、飾る楽しさの演出にもつながっています。

 
 
 
 
 

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来週にも続けてビルドガンダムMk2がリリース。こちらは先月発売の2機のように追加武装部分のみを
支援機として切り分けたビルドブースターMk2の個別販売も用意されています。
また、再来週にはプロショップ限定販売(店頭売り)にて川口名人プロデュースのビルドアカツキガンダムがリリース。
アニメと共に盛り上がるHGBF、正統派から曲者イロモノまで多種多様な機体がどこまでリリースされるのか、楽しみですなぁ。

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2013年10月25日 (金)

MG ウイングガンダム プロトゼロ(EW)

今月のMG新商品は、近年のシリーズにより唯でさえ混迷を極めるWエンドレスワルツMS開発系譜を
さらにめんどくさいことにした存在、エンドレスワルツ版ガンダムの原点となるウイングガンダム プロトゼロ。

ガンダムA連載中の「敗者達の栄光」にて、いわゆるゼロカスタムに改修される前の姿として
登場するにあたり
TV版ウイングゼロにアーリー的アレンジを施したのがこの機体。
ウイングゼロの代名詞ツインバスターライフルの分離連結やネオバード形態への変形といったギミックを備え、
遊び甲斐のある内容となっています。

 


パッケージ

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パケはMG Wシリーズの共通装丁となっています。

 

XXXG-00W0 ウイングガンダム プロトゼロ

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背中のウイング型スラスターが特徴的なシルエットを形成している点は基となったTV版ゼロと共通。
ウイング・アーリーウイングやゼロ・ゼロカスタムのような劇的変化には至っていません。

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可動部位は首二重・肩二重・上腕ロール・肘二重・手首・親指付け根・胸・腰・股関節・大腿ロール・膝二重・足首・爪先
変形機構の都合で足首がBJ単軸接続のため地上での激しいポージングは苦手ですが、スタンド付属のおかげで
浮遊展示が可能なのでさほど気にならないかも。
全体的な可動性はまずまず良好といったところです。

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本体ギミックとしては、コクピットハッチ開閉・両肩バルカン開閉・両肩アーマーのビームサーベルラック開閉を搭載。
また、ネオバード向けギミックとして、肩アーマーの青い部分から持ち上げて内蔵ブースターを
露出させるギミックや、サイドスカートの小羽可動のギミックが備わっています。

内部フレーム露出については、可動や変形の都合で大腿と膝下両側面のみにメカモールドを確認できます。

MGお約束の付属品として、1/100ヒイロのフィギュアが付属しています。

 

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差替え四指は平手・銃持ち・ビームサーベル持ちが左右
付属品はツインバスターライフル・シールド・ビームサーベル2本・ビーム刃2本・付属スタンド・
付属スタンド用アタッチメント2種(MS用・ネオバード用)・別売スタンド取付アタッチメントとなっています。

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付属品でポージング少々。
四指交換手首なので付け替えが面倒ですが、装備との相性は良好。
シールドは前腕のスリットにピンを差し込んで取り付け。前腕部をすっぽり覆ってしまう形になる為、
装備させると腕の可動や肩アーマーとの干渉など様々な阻害が出ます。

ツインバスターライフルは差替え無しで分離・連結が可能。
上半身の可動が優秀なこともあり、ローリングバスターや最大出力射撃のポーズも難なく取らせてやることが出来ます。

 

続いてはネオバードへの変形を紹介。

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まずは装備品の準備から。
ツインバスターライフルは分割してグリップと連結ジョイントを収納し、後端のシールド接続ジョイントを引き出します。
シールドは両脇の黄色い翼パーツを開き(両側連動)、ジョイントを収納して頭部カバーを起こしておきます。

シールドには伸縮ギミックが備わっていますが、変形等に使用する必要はありません。

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頭と腰から下を180度回転させたら、肩アーマーを一度外側にスライドさせてから下に倒します。
サイドガード部を跳ね上げておくのを忘れずに。

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脚部の変形は、まず脹脛を開き、足首から下を180度回転、スライド機構を使って足首関節ごと
脛の中に押し込みます。
続いて、膝関節を伸ばしたら、膝関節を持ち上げるように動かしてやります。

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翼の変形は、まずユニット本体を開き、平坦になるようにアームを動かし、バックパック内部から引き出した
2ヶ所の可動部を使って、アームが左右でWの字を描くように位置調整します。
外側ウイングユニットにある小羽を引き出してやれば翼の変形完了。

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最後に、ツインバスターライフルを取り付けたシールドを本体バックパックに取り付け、頭部カバーをかぶせてやれば
変形工程完了となります。

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ネオバード形態はこんな感じ。
こちらも概ねTVゼロのネオバードと同じですが、外側に小羽が1枚増えているのが違いと言えば違いでしょうか。
腰部分にアタッチメントを使うことで付属スタンドでの展示が可能。アタッチメントを使えば別売スタンドでも展示できますが
腰関節が重量を支えきれないのが困りどころです。

 
 
 
 
 

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これまでMG WシリーズはEW仕様もTV仕様もそこそこ並行してリリースしてきているので、
TV版ゼロもいずれ出るのでしょうかねぇ・・・?

で、忘れかけていた夢が今動き出したかのように、ついにガンダムXが待望のMG化決定。
サテライトキャノンのギミックやリフレクターの表現など気になる所は多々ありますが、今は続報を待つのみですな。

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2013年10月 3日 (木)

HGBF ビルドストライクガンダム フルパッケージ & ザクアメイジング

いよいよ放送直前に迫ったガンダムアニメ新作「ガンダム ビルドファイターズ」。
放送開始に先駆けてフットワークの軽いHGシリーズから、イオリ・セイが作りレイジが駆る主役機ビルドストライクガンダムと
「紅の彗星」ことユウキ・タツヤ作のザクアメイジングの2機が同時リリース。
どちらも今年後半のガンプラシーンを盛り上げる先導役に相応しい内容となっています。

なお、今回は各機体の追加武装にあたる「ビルドブースター」と「アメイジングブースター」も単独パッケージで
同時リリースとなりましたが、今回そちらは取り扱いませんのでご了承ください。

 

パッケージ

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こちらはビルドストライクガンダムのパッケージ。
分離可能なビルドブースターをHG SEEDシリースのストライク系列機に転用可能な記載も入っています。

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こちらはザクアメイジングのパッケージ。
正面中央下側にアメイジングブースターは付属しない旨の記載がありますが、本作内にはアメイジングブースターを
組むための芯となるパーツが付属しておらず、またザクアメイジングを組み立てることを前提としたパーツ内容となっており
黒い三連星仕様やシン・マツナガ仕様の高機動ザクで使われているパーツの一部が除外されているため
本作のみで高機動型ザク2+アメイジングブースター⇔ザクアメイジングの完全な換装を行う事は
出来なくなっております。

 

ビルドストライクガンダム フルパッケージ

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元のストライクガンダムから、一層ヒーローよりのフォルムとなったビルドストライクガンダム。
HG SEEDストライクからの流用は無く、完全新規となっています。

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可動部位は首二重・肩二重・上腕ロール・肘二重・手首・胸・腰・股関節・大腿ロール・膝二重・足首二重
上半身・下半身とも可動性はかなり優秀で、生スト状態でもかなり楽しめます。

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付属品はビームガン・ビームライフル・強化ビームライフル・ビーム刃2本・ビームサーベル柄2個(サイドスカート取付)・
チョバムシールド(腕取付アタッチメント付)にビルドブースターとなっています。
ビームガンの換装3タイプは別アイテムとして再現されています。

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ビルドブースターは軸刺しの形でスタンドへセットできるようになっている他、差替え無しでストライカーパック形態への
変形を可能としています。

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ビルドブースターを装備したフルパッケージはこんな感じ。
割とパーツ大目のビルドブースターを背負ってもしっかり自立してくれます。

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付属品でポージング少々。
ビルドブースターの翼は垂直と水平のポジションチェンジに主翼の可動・角度付けにより多彩な表情付けが可能。
本体の可動性や付属品も相まって、ポージングが楽しい内容になっています。

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大型ビームキャノンを脇を通して前方に繰り出し、ハイマットでフルなバーストっぽい感じの射撃ポーズも可能。
グリップを引き出し手に持たせてやることも出来ます。

 
 

ザクアメイジング

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高機動型ザク2をベースに、装甲・武装を中心に強化改造されたザクアメイジング。
スーパーカスタムザクF2000程の強烈な外連味と脳内設定は備わっておりませんが、堅実で堅牢な作りが伺えます。
なお、サイドスカートに取り付けるハンドガンのホルスターがとにかくポロるので、分離する気が無いなら
接着してしまうことをお勧めします。

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可動部位は首二重・肩二重・上腕ロール・肘・手首・腰少々・股関節・大腿ロール・膝二重・足首三重
顎の裏手にあるツマミをスライドさせることでモノアイを左右に振ることもできるようになっています。
 
パイプでバックパックに繋がる腰とサイドスカートの可動性の都合で下半身全体の動き幅に制限が出るのは
ザク2系列の宿命でしょうか・・・。

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差し替え手首は持ち手(デフォルト)・銃持ち手・スリット入り持ち手(手甲の色が違うヤツ)が左右に左握り手
付属品はハンドガン2丁・ヒートナタ2本・ロングライフルに、ランナーの都合で入ってきたボーナスパーツ扱いの
ザクマシンガン・ヒートホーク・ジャイアントバズとなっています。
ヒートナタはバックパックの拡張部分下部、ハンドガンはサイドスカートに増設されたホルスターに格納可能。
バックパック拡張部分上部左右に取り付けられたロケットランチャーは、脚部装甲のスリット部に取り付けておくことも
出来るようになっています。
ヒートホーク以外の各装備はグリップに平ピンが立っており、持ち手のスリットに差し込むことで
保持力を高める工夫がされています。

 
 
 
 
 

Photo

流石のHGは動きも早く、既にBF登場機体であるガンダムX魔王・ガンダムウイングフェニーチェ・ビルドガンダムMk-2・
ベアッガイⅢ(さん)等々の本体キットや追加武装のリリースを確定。
また、オールガンダムプロジェクトとして来週にもHGAWガンダムDXがリリース。
この下半期はいつも以上に愉快なMSラインナップがガンプラ売り場を賑わせてくれそうですなぁ!

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2013年8月22日 (木)

HG ガンダムアストレイ レッドフレーム(フライトユニット装備)

今月リリースのHGから一点のご紹介となりますは、先日ご紹介したアストレイ ブルーフレーム2Lの兄弟機にして
ガンダムアストレイシリーズの牽引役、ロウの愛機レッドフレーム。
話が進むたびに進化し続けるレッドフレームですが、今回は一番シンプルなノーマル状態にフライトユニットを装備したバージョン。

今作には10年程前に模型売場で流されていたPVアニメ(スターゲイザーの円盤ボックスの特典映像にもなっていますが)にのみ登場していた
「偵察用バクゥヘッド」も付属しており、長年アストレイと付き合ってきたファンにしてみれば驚きと歓喜の内容になっています。

 

パッケージ

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パケはいつものHG装丁。
舞い散る桜吹雪がいかにもな「らしさ」を演出しています。
今回も青枠2L同様にマーキングシールが付属。今回は左肩と盾に使用しています。

 

MBF-P002 ガンダムアストレイ レッドフレーム/フライトユニット装備

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まずは何も装備していない一番シンプルな状態から。
基礎構造は先発のフルーフレーム2Lの本体と同じです。

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可動部位は首・肩二重・上腕ロール・肘二重・手首・腹・腰・股関節二重・大腿ロール・膝二重・足首二重
青枠2L同様可動部の柔軟性がかなり確保されているので、ポージングに困ることはそうないかと。
ただ、フライトユニットを背負わせると降ろしたバックパックと腰回りが干渉するので、そこだけ要注意。

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差し替え手首は平手左右
付属品はビームライフル、シールド、ビームサーベル柄(バックパックに取り付け)、ガーベラ・ストレート(鞘付・抜刀可)、
フライトユニット、偵察用バクゥヘッド(専用グリップ付)、シールドジョイント、フライトユニット接続ジョイント、
ビーム刃2種2本(ビームサーベル用・偵察用バクゥヘッド用)となっています。
シールドとビームライフルはジョイントパーツを介してフライトユニットに取り付け可能。
なお、シールドジョイントのピンもフライトユニットの軸受けにフィットするため、ビームライフルとシールドを
左右にそれぞれ配置することも可能といえば可能です(シールドの配置が芳しくないのですが)。

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まずは初期装備状態でポージング。
シールドはジョイントにある2本のピンから選択して取り付け。
ビームライフルにはフォアグリップ可動のギミックが備わっています。

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バックパックを下に可動させ、開いた穴とバックパック軸の平ピンの二箇所でフライトユニットを固定。
ガーベラ・ストレートの鞘はジョイントパーツをサイドスカートに噛ませて固定します。

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フライトパックとガーベラ・ストレートを装備するとこんな感じに。
フライトパックは主翼の角度変更とバーニア可動のギミックあり。
旧HG・PG・MG(赤枠改)とガーベラ刀身は代々銀メッキ処理がされていましたが、ここにきてついにシール処理に。世知辛い世の中ですね・・・。
偵察用バクゥヘッドは専用グリップを右手にはめてから中に手を突っ込み固定することで装着するため、
右手専用装備となります。覆われるのは手首だけで手首可動の阻害をしないので、PVアニメでも見せた
手首関節でグルグル回転も可能です。

 
 
 
 

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最後は兄弟揃い踏みで〆。
10月からガンプラでバトルする新作アニメ「ガンダム ビルドファイターズ」が放送されるのに合わせて、
フットワークが軽いHGがTV版ウイングやダブルエックス、Vガンダムといった機体を次々リリース予定。
また、アニメ本編にて主人公が作り上げた改造ガンプラ「ビルドストライクガンダム」を始めとした
本編内に登場する改造ガンプラもリリースされるそうで、ガンプラに新たな潮流が生まれるのは間違いなさそうです。

 

PVを見る限りBB戦士にも参加権はあるようなので、個人的にはそこが一番気になる所です。

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2013年6月20日 (木)

MG ガンダムAGE-2 ダブルバレット

久方ぶりとなるMG新作のご紹介は、ガンダムAGE-2最後の1機、ダブルバレット。
当サイトでもノーマルダークハウンドを紹介しましたが、これでやっとAGE-2も勢揃い。

特徴的武装となる両肩のツインドッズライフルのギミックを再現したほか、前二機から引き続いての
ストライダーモードへの一部差替え変形に加え、今回はランナーの都合で余ったパーツを使うことで
普通と異なるダブルバレットも楽しめる、そんな一品になっています。

 

パッケージ

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これまでのガンダムAGEシリーズ5機はMG標準サイズの箱でしたが、今回は大判仕様。
AGE-2から数枚不要ランナーを抜いた分以上にDB用ランナーが増えた、という事でしょうか?

 

AGE-2DB ガンダムAGE-2 ダブルバレット

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基本的な組立の構造はAGE-2ノーマル・DHとそう変わりませんが、一番の違いはやはり、翼を排した代わりに備わった
両肩のツインドッズライフル。ギミックが詰まっていてなかなか楽しめる装備になっています。

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可動部位は首二重・肩二重・上腕ロール・肘二重・手首基部・手首・手首スナップ・親指2ヶ所・
胸・腰・股関節・膝二重・足首二重(構造上)・爪先
ノーマル・DH同様変形機構の都合で膝可動がすさまじく面倒な点とAGE共通の肩の微妙さはいつも通り。
脛が覆う範囲が下方向に広がったことで、足首可動がさらに制限され、BJ一か所可動も同然の状態になってしまっています。

肩のツインドッズライフルは肩基部は2ヶ所のBJ含む3か所可動でかなりの自由度。両砲門を前方に向けての
射撃ポーズはもちろん、斬撃モードでのアクションポーズ、動きのあるポージングへの表情付けなど、
多彩な用途を果たしてくれます。

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変形以外のギミックは、おなじみコクピット開閉のほか、両脹脛に2門ずつ設けられたカーフミサイルの引き出しに
本体とツインドッズライフルを繋ぐアームパーツの装甲板を板とリベットから選択可能。

MSモードそのままではコクピットシートが引き出しにくいのも前二作同様。1/100フィギュアは
ノーマル付属の私服アセムに加え、パイスー姿でメットを小脇に抱えたポーズのアセムが追加されています。

なんで肩アーマーの装甲板が差し替え出来るのかと言えば・・・それはまた後ほど。

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今回もAGEシリーズなので手首は四指のみ交換式。
差し替え手首は平手・持ち手・銃持ち手
付属品はビーム刃長短2本ずつ・大型ビーム刃2本・差し換え用リベット2セット・変形用手首パーツ・
変形用差し替えランディングギア・スタンド取付アタッチメントとなっています。
また、余ったパーツから、基部は赤になりますがノーマルの翼4枚をそのまま作ることができちゃうようになっています。

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付属品でポージング少々。
今作の一番のウリとなるツインドッズライフルは、前述のワキワキ可動に加え、ライフル部の脱着や
ビーム刃を形成した状態も再現可能。
ライフルは両脇の赤いパーツで挟むように固定されていて、ナナメ上方向に押し開くことで
ライフルやビーム刃を脱着します。
ライフルは手持ちの他、後端に固定した状態でグリップを握っての射撃ポーズも可能となっています。

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ストライダーモードへの変形は、肩アーマー内のビームキャノン砲門の展開とハイパードッズライフル/ドッズランサーを
胸のAマークの部位に取り付ける作業が無い点以外は同じ工程となります。
前二機は機首に取り付けた得物のグリップガードがランディングギアの代わりをしていましたが、
今回はそれがないのでフロントスカートの赤い部分にランディングギアパーツを取り付けることで
駐機状態を再現することになります。

 

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不要パーツで作ったノーマルの羽を、肩アーマーの装甲板を外したところに差し替えることで、
メカデザイナーの海老川氏がBB戦士版AGE-2リリースに当たり提案した、ノーマルの羽をDBに追加した
AGE-2フルアームドをMG版で疑似再現可能となっています。
再現度を高めるには、ノーマルから基部が青の羽・ハイパードッズライフル・シールドを持ってくる必要があります。

 
 
 
 
 
 

Photo

最後はAGE-2揃い踏みで〆。
続くMGとしてはガンダムVer.3やUC効果でギラ・ドーガがリリースされるほか、HDリマスター効果で
ストライクの各種ストライカーパックからアカツキのオオワシ・シラヌイとの間のミッシングリングを繋ぐ
新設定の「オオトリ」パックを装備したストライクルージュがリリースされるとのこと。
ここにきて新パック追加してまでルージュを出すとは・・・以前は相棒同然(但し儀礼用)だったIWSPも
ストライクE+IWSPとして2度出しちゃったから、今更ルージュIWSPじゃ目新しさがないってことなんでしょうかね?
先のイベントではAGE-3ノーマルの試作展示もあったようで、合体変形ギミックの再現度や安定感に期待しつつ
続報を待つことにしましょうかね。

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2013年6月19日 (水)

BB戦士 レジェンドBB ストライク劉備ガンダム

久方ぶりのBB戦士のご紹介は、唐突にレジェンドBB入りにて続編キットリリースが決まったSD三国伝より
引き続き主役続投となる劉備が、モチーフをRX-78からストライクガンダムへと変え、ストライク劉備ガンダムとして装いを一新。

ストライクガンダムの特色であるエール・ソード・ランチャーの3パック換装による多局面マルチ対応性を
新シリーズのキーアイテムとなる「神器」によって再現。
さらに、大本はBB戦士ストライクガンダムのオリジナルギミックであったスーパーストライクガンダムに端を発し、
HDリマスター版に逆輸入されひと手間加わりパーフェクトストライクガンダムと銘打たれることになった
3パック同時装備形態も当然ながら可能としており、ボリュームもプレイバリューも大満足のアイテムとなっています。

パッケージ

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パッケージはLGBB標準装丁となっています。
なお、お約束の説明書漫画ですが、ホビーサイトのBBコーナーから見れる説明書漫画一覧にて
公開されている新シリーズの続きが前置きもお断りもなくいきなり載っているので、あらかじめ
ホビーサイト掲載の漫画を見ておくことが肝要です。

 


ストライク劉備ガンダム(演者:RX-78 ガンダム/GAT-X105 ストライクガンダム)

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まずは無装備の軽装モードから。
以前の劉備ではバックパックに背負っていた二刀流は今回「鋼龍刀」に名を変え、ベースとなった
アーマーシュナイダーを踏襲してか、腰に取り付けられるようになりました。

チョンマゲの髪部分はボールジョイント接続となっており、微妙な表情付けも可能となっています。

今回も瞳シールは4種類から2種類を選択して瞳パーツに貼り付け、頭部を分解して瞳パーツを裏返すことで表情付けが可能。
正面・左目線・ニッコリ・怒り目の4種が用意されていて、今回は左目線と怒り目を使用しています。

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可動部位は首二重・肩二重・上腕ロール・肘・手首・腰・股関節・足首
三国伝+肩引き出し+肘可動、あるいはLGBB標準といったところの可動域となっています。

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三国伝シリーズの続きなので、足裏のスタンプももちろん搭載。

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まずは通常装備のご紹介。
兜・篭手・胸鎧に、バックパック・肩鎧・兜飾りを組み合わせた「蒼龍の鎧」を装備することで武将形態へ。
後述の蒼龍の神器からパーツを借りることで強化形態になるそうですが、どういう効用があるのかは現時点では不明となっています。

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蒼龍の鎧と装備パーツを取り付けて武将形態へ。元のストライクと違い両肩に盾が配置されています。
蒼龍の鎧のバックパックを使うことで、鋼龍刀をいつも通り背中にセットできるようになります。

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元々三国伝シリーズは良く動いてくれるシリーズで、さらに三国伝にはBB最多可動部を持つ
玄武装呂布がいることもあり、三国伝→LGBBで驚く程に可動が進化!という感じは受けないのですが
それでも特に肩の引き出しによるポージングの幅の広がりはなかなかのものです。

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こちらは新シリーズでのキーアイテム「神器」のひとつでエールストライカー担当、曹操デスティニーから借り受けた「炎凰」。
頭の付け根や股関節・膝・足首が可動しますが、翼はクリアパーツの接続部しか動かないのでご注意を。

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こちらはランチャーストライカーとソードストライカーを担当し劉備が所持する神器、「蒼龍」。
長物であるアグニとシュベルトゲベールを有するパックと龍というモチーフの相性は良好ではあるのですが
いかんせん長くて撮りづらい・・・。
口の開閉(砲門解放ギミック)・首中折れ・尻尾2ヶ所可動を備えています。

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神器は各部を分解・変形させることで
炎凰→炎凰翼(エールストライカー本体)・赤炎甲(胸鎧)・炎凰剣(ビームサーベル+ビームライフル)
蒼龍前半分→龍緑甲(右肩鎧)・激龍砲(アグニ)
蒼龍後半分→蒼龍甲(左肩鎧)・甲龍爪(パンツァーアイゼン)・蒼龍刃(シュベルトゲベール)
になり、対応部位の装備を取り外した劉備に装着されます。

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まずは炎凰を装備した、炎凰ストライク劉備ガンダム。
炎凰の腰部分と劉備本体の腰部分が干渉するためあまり大きく腰をひねれなくなる点と、
後方過重量となる点に注意。

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蒼龍の後半分を装備した、龍刃ストライク劉備ガンダム。
甲龍爪は篭手の穴に差し込んで固定するため、篭手の差替えは不要となります。
尻尾の一部をオーライメージのクリアパーツにして、折り返して蒼龍刃にしたときにビーム刃部分に宛がうことで
シュベルトゲベールの再現性を高めている点は好ポイント。
肩アーマー先端の黄色い刃状のパーツは取り外しやグリップの手持ちが可能なので、マイダスメッサー的に
使うことも出来るかも。

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蒼龍の前半分を装備した、激龍ストライク劉備ガンダム。
説明書には書いてありませんが、後端手前の丸穴を使うことで、激龍砲をバックパックに取り付けておくことが出来ます。
激龍砲は、後端のボールジョイントをバックパックに差し込むことで、安定的に保持することができるようになっています。
龍の口がかぱっと開いて砲門が露出するギミックはいかにもBB武者的ですなぁ。 

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蒼龍の神器を2つ同時に装備した、蒼龍ストライク劉備ガンダム。
説明書には書いてありませんが、サイト掲載の話にて使用しています。

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2つの神器・3つの力をまとめて装備した、龍凰ストライク劉備ガンダム。
蒼龍の神器を装備する際に使っていたバックパックは炎凰装着のため取り外すことになるので、
蒼龍刃と激龍砲については、手持ちさせるか、炎凰のクリア翼根元のピンに差し込んでおくことになります。

長物2に巨大な背負い物という外連味タップリ大ボリュームな内容ですが、動かす際の各部干渉にはご注意を。

 
 
 
 
 

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新シリーズとして再始動した三国伝ですが、果たして他のキャラがリリースされることはあるのか?
先日のイベントでは曹操デスティニーの試作が展示されていたので期待したいところ。
また、現在ホビーオンラインショップにて、フェイズシフトイメージの瞑想態と称したグレーカラーの生ストライク劉備に、
中国での三国伝展開にてキャンペーン等に使用されていたグッズを付けたスペシャルセットが販売中なので、
こちらもチェックを忘れずに。

続くLGBBとしては、騎士ガンダムの新展開にて登場する騎士ユニコーンガンダムのリリースが確定とのこと。
ユニコーンの最大の特徴となるユニコーンからデストロイへの変形についてもSD騎士的な解釈で
しっかりギミックに組み込まれるそうで、新たな騎士ガンダム伝説がどう語られるかも合わせて期待したいところです。

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